企業の教育支援活動 知っておきたい5つの基本情報

企業に求められる教育支援について知る
~企業に期待されている教育支援~

学校ニーズに応えてこそ実現する、教育支援の継続・拡大

教育支援活動を行うには、まず学校ニーズを知ることが大切です。学校は子どもたちの学習の場ですから、学校ニーズを理解したうえで、学びにつながる内容を企業からのメッセージとして教材にすることが重要です。

企業にも学校にも価値ある機会にするための5つのポイント
学校の企業の教育支援に対する“思い”を知る

教育支援を行う企業によくある失敗は、一方的に情報を伝える「講義型」の授業です。教員の場合は、常に子どもたちの理解度を見ながら、自ら考え、判断し、意見を共有する機会をつくり、授業のねらいを達成します。
企業が教育支援を行うには、事前に学校のニーズをしっかり知ることが不可欠です。

企業の教育支援に期待される5つのポイント
1. 日頃の学習活動や教科と関連付けた発展的な内容の授業
   →対象となる子どもたちが学んでいる内容との関連付けを考えましょう。
2. 学習内容と社会とのつながりを具体的に実感させる授業
   →企業だからこそできる実社会の最新の情報を、学習と関連付けて伝えましょう。
3. 実際の現場で使われている生きた素材と触れる授業
   →実物でなくても、写真、映像でも構いません。企業ならではの教材を準備しましょう。
4. 専門的な知識で、子どもの疑問に答えることができる授業
   →子どもたちには、専門的な「言葉」が通じません。「例えば…」と具体的な例を挙げ、
    「言い換えると…」などの補足説明をしましょう。
5. 知識提供だけでなく、企業人としての生き方に触れる授業
   →学校教員以外の社会で働く人に触れる、キャリア教育視点も意識しましょう。
この5つのポイントを踏まえ、伝えたいメッセージを盛り込んだ企業ならではの授業で、子どもたちの学ぶことへの興味・関心を引き出すことが期待されています。
企業にとっては、「授業」という機会を通じて、子どもたちに直接メッセージ、感動、驚きを伝えるまたとない機会となります。
企業が学校の期待に応えるために事前にすべきこと
1. 学校現場(組織・校種・授業)、児童・生徒、教員の実情を知る
2. 学校現場の課題とニーズを知る
3. 学校教育がめざす方向を知る
4. 企業に求められている教育支援を知る
そして教育支援活動を行う段階では、「持続可能」であることが大切です。
他社と比較したり、実施校数などの規模を求める必要はありません。
無理なく続けられ、かつ効果的な自社ならではの教育支援に取り組むことが大切です。
何よりもまずは“知る”ことから。
学校と企業との状況や考え方の違いを理解し、目的を共有して取り組まねばなりません。
そのためにも企業それぞれのリソース(人・予算・情報 等)を最大限に活かす戦略的事業展開を考えることが必要です。

この記事の最終更新日:2016年7月28日

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